No.12 山室木材工業①:Dチーム【しがCO₂ネットゼロアンバサダー】
しがCO₂ネットゼロアンバサダーのCO₂ネットゼロレポート
滋賀県内の大学生を中心に組織する「しがCO₂ネットゼロアンバサダー」がCO₂削減に貢献する取り組みを行う企業へ取材、記事を配信し、CO₂ネットゼロムーブメントを広げていきます。
No.12 山室木材工業①:Dチーム【しがCO₂ネットゼロアンバサダー】

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【廃棄木材から生み出されるエネルギー】
廃棄される木材から生み出される、クリーンなエネルギーを知っていますか?
木材や生ごみなどを燃焼させることで発電する仕組みを、バイオマス発電といいます。
バイオマス発電は「CO₂ネットゼロ」。
発電時には燃料を燃やすことでCO₂が排出されますが、例えば木材を燃料にした場合、それは燃やされる前に植物が吸収したCO₂のため、実質的な排出量はゼロになるという考え方です!
滋賀県米原市にある山室木材工業株式会社では、自社でバイオマス発電を行なっています。
山室木材工業の専門は発電ではなく木材加工です。
輸送時に荷物を載せるために使われる台、パレットをオーダーメイドで製造されています。
バイオマス発電は木材を取り扱う山室木材工業だからこそできること。
廃棄するパレットを回収し、粉砕してチップにすることで、廃棄木材でバイオマス発電を可能にしているのです!
さらには地域から廃棄木材を買い取り、発電に利用しています。
電力は電力会社を通して地域社会へと還元されます💡
地域に密着し地域へと還元する山室木材工業ですが、木材や電力だけではありません。
所属するヤマムログループでビッグ・ブレスという複合型スポーツ&アクティビティ施設の運営を行い、地域住民などの憩いの場になっています。
また、作られたチップはバイオマスボイラーにも使用され、マンゴーなどの自家栽培にも使われています。
自家栽培で作られたマンゴーはヤマムログループが経営する人気カフェ、「Dragee」でパフェなどに使われているそうです!※期間限定商品
山室木材工業の信念は「木とともに いらないをいかす」こと。
事業を広げていくうちに自然と環境問題への取り組みに繋がっていったとお話されていました。
山室木材工業株式会社さんは、事業拡大と環境への優しさを両立されている企業でした!
【取材先】
【取材したのは…Dチーム!】