ロゴマーク
県では2050年までのCO₂ネットゼロ社会の実現に向けて、県民や事業者等の皆様と連携して取り組む「しがCO₂ネットゼロムーブメント」を推進しています。
しがCO₂ネットゼロムーブメントの気運醸成を図り、その考え方をわかりやすく伝えるためのツールとなるロゴマークを、令和3年度に県内大学の学生の方々と連携して作成しました。
「しがCO₂ネットゼロムーブメント」への賛同および取組を示すシンボルとして、このロゴマークをご使用ください。
コンセプト
- ロゴマークは「ゼロ」を円グラフモチーフで視覚化しており、「CO₂排出量を表すイエロー」と「CO₂吸収量を表すグリーン」が均等になった状態を表しています。
- 現状は、CO₂排出量の方が多い状態ですが、「排出=吸収」、すなわちネットゼロの状態を目指すことをコンセプトとしています。
- ロゴマークの中央に琵琶湖をあしらい、琵琶湖を取り囲む滋賀県民ひとりひとりの取組がやがて全員へとつながり、協力して「CO₂ネットゼロ」を達成するムーブメントを拡大するという思いが込められています。
ムービングロゴ
2050年を目指して取り組む活動内容や意図を、県民の皆さんにより直感的に感じていただくため、目指す姿に向かって徐々に「排出=吸収」が均等になっていく過程を動画で表現したムービングロゴも作成いたしました。
作成者
成安造形大学 情報デザイン領域 グラフィックデザインコース 3年生(令和3年度時点)
土佐 悠夏 (とさ はるか) さん の案が採用されました。
ロゴマークの作成過程
作成にあたっては、(1)CO₂ネットゼロの「見える化」促進と、(2)2050年の未来を担う若者との連携をキーワードに、県・県地球温暖化防止活動推進センター・成安造形大学の学生5名(3年生4名、2年生1名)と教員等によるプロジェクトチームを2021年5月に結成し、初回に実施した「しがCO₂ネットゼロ勉強会」や月に数回のオンラインミーティングを通して検討を進めてきました。
今回作成したロゴマークは、2021年9月に実施した県・同センター・大学教員による審査会を経て、最終的に4案の中から選定したものです。
学生がCO₂ネットゼロを学びつつ、その趣旨を理解しながら、普及していくためのロゴマークを作成したものであり、2050年の未来を担う若者自らが主体的に作成したことが大きな特色となっています。
今後の活用
今回作成したロゴマークを用いて、県がCO₂ネットゼロの考え方をわかりやすく県内へ啓発するための“コミュニケーションツール”として活用するとともに、県民や事業者等の多様な主体がこのロゴマークを使用すること想定しています。
このロゴマークを活用することにより、多様な主体が連携しながら取り組む「しがCO₂ネットゼロムーブメント」を拡大していきます。