学校での取組

滋賀県地球温暖化防止活動推進センター

出前講座

「滋賀県地球温暖化防止活動推進センター」は、地球温暖化対策の推進に関する法律第38条に基づき、県内で地球温暖化についての気づきと行動のための拠点として、滋賀県知事より委嘱を受けた「滋賀県地球温暖化防止活動推進員」と一緒に県内各地の学校に出向き、地球温暖化防止のワークショップや講座を行う「出前講座」や「啓発イベント」を行っています。

小学校

例:びわ湖フローティングスクール事前学習「生きているびわ湖」(草津市立矢倉小学校・大津市立瀬田小学校ほか多数)
例:社会科「食とエネルギー」(近江八幡市立武佐小学校ほか)

ゲーム感覚で気軽に参加できる体験型ワークショップ等を通じて地球温暖化問題について理解し、自分事として考える力を養います。

フローティングスクール学習教材「生きているびわ湖」
まず「地球温暖化ってなあに?(啓発教材)」で地球温暖化の理解を深めるとともに、琵琶湖のすばらしさや、琵琶湖と自分のつながりに気づき、興味をもって学習船「うみのこ」の乗船につなげることをねらいとしています。

【食とエネルギー】

わたしたちの暮らしを支える食生活と環境のつながりを学び、地球温暖化問題の観点から、自分たちにできることを考え、行動することをねらいとしています。

中学校

例:省エネ学習「あっとホーム」(守山市立守山中学校・多賀町立多賀中学校)

地球温暖化問題について理解を深めるとともに、自分で課題を見つけ出し考え、具体的な行動につなげられるプログラムを実施しています。

【あっとホーム】
家庭内で多くの家電製品を使用していることに気づき、自分たちが実践できる省エネルギーな暮らし方を考えることをねらいとしています。

高等学校

例:家庭科「風呂敷講座」(延暦寺学園比叡山高等学校)

単元構想の段階から関わり、その1コマとして教員と一緒に授業を作り上げることにより、深い学びになることを目指しています。

授業の中で多くの問いを投げかけ、生徒自らが考える力を養うとともに具体的なワークを通してアクションを起こすきっかけになる授業を作っています。

生徒は授業を通して課題とその解決方法を見出し、自分たちのアイデアを発信し広げます。

【風呂敷講座】
暮らしの中でごみについて学び、減らす行動につなげること、また、日本の文化ともいえる風呂敷の活用・包み方を体験することによって「もったいない」の心・工夫を見つけ出すことをねらいとしています。

大学

例:「どこからどこへ~生活に必要なものの流れをたどる~」(滋賀県立大学)

学生はワークショップを通して、ものの流れの中で多くのCO₂が発生することや、企業におけるサプライチェーンでのCO₂発生抑制について学びます。

地球温暖化についてグローバルな観点における情報を身に着け、理解力を深めることをねらいとしながら、現状課題への対策やアイデアを見つけ出し、実践行動につなげてもらいます。

【どこからどこへ~生活に必要なものの流れをたどる~】
普段の生活で消費する身の回りの物が「どこからどこへ行くのか」「どこからCO₂が出ているのか」と自分なりに考えることで、多くのCO₂を出しているのだと気づくことをねらいとしています。

教員向け研修

例:講演「CO₂ネットゼロに向けた環境学習」(令和5年度 しが環境教育研究協議会)

学校における環境教育現場で指導にあたる教員向けに、CO₂ネットゼロに向けた環境学習について講演を行い、学習の重要性の認識につなげています。

また、子どもたちのワークショップ教材を体験してもらい、授業でも活用してもらえるようにします。

例:実習「体験を通して学ぶ地球温暖化防止のための環境学習」(令和5年度 滋賀の環境をつくるSDGs・MLGs研修)

体験を通して学ぶ地球温暖化防止のための環境学習として、県内小・中学校、高等学校の教員向けにワークショップ教材「どこからどこへ~生活に必要なものの流れをたどる~」を実施することで、あらゆるところでCO₂が発生していることを教育の中でどう伝え、課題解決につなげていくかを考えてもらいます。

 
出前講座のお申込み

滋賀県地球温暖化防止活動推進センター(公益財団法人 淡海環境保全財団)

〒525-0066 草津市矢橋町字帰帆2108番地(淡海環境プラザ内)

TEL:077-569-5301 FAX:077-569-5304

E-mail:ondanka@ohmi.or.jp

※お申込みは1ヶ月前までにお願いします。希望開催日が重なる場合は、講座にうかがえないこともございますので予めご了承ください。