No.20 しがCO₂ネットゼロアンバサダー活動報告【まとめ】
しがCO₂ネットゼロアンバサダー活動報告【まとめ】
しがCO₂ネットゼロアンバサダーのこれまでの活動をまとめて報告します。
No.20 しがCO₂ネットゼロアンバサダー活動報告【まとめ】

①

②


④


⑥


⑧

⑨
しがCO₂ネットゼロアンバサダー活動報告まとめ
地球温暖化により環境問題が深刻化する今、滋賀県ではCO₂ネットゼロ社会の実現に向けて取り組みを行っています。その一環として「しがCO₂ネットゼロアンバサダー」が情報発信します!
およそ1年間活動を続けてきたしがCO₂ネットゼロアンバサダーですが、取り組みの締めくくりとして活動報告を行います!
○しがCO₂ネットゼロアンバサダーとは
しがCO₂ネットゼロアンバサダーとは、滋賀県在住もしくは滋賀県内の大学に在学中の大学生が、CO₂ネットゼロに取り組む県内の企業に取材に行き、その内容をSNSなどで発信する取り組みです!「環境問題に興味がある」「環境を良くしたい」など、同じ志をもつ仲間が集まり、様々な方の助けをお借りしながら、取材内容の決定から記事制作まで、およそ1年間尽力してきました!
○取材企業について
取材にご協力いただいたのは、琵琶湖ホテル、株式会社ピエクレックス、株式会社水口テクノス、山室木材工業株式会社、ワボウ電子株式会社の方々です。
琵琶湖ホテルでは、滋賀の食材を提供することで里山保全、CO₂排出量削減に貢献する「里山の食彩プロジェクト」を展開。また、アメニティの持参を推奨し、必要な方には木製の髭剃りやヘアブラシのアメニティを渡すことで脱プラスチック化を目指しています。
株式会社ピエクレックスでは、土に還る植物由来の新しい繊維「ピエクレックス」を開発しています。繊維が発電することで抗菌効果を生み出すので化学的な抗菌剤が不要なため、環境にやさしい素材です。また、ピエクレックスの生産→回収→堆肥化→再生産という循環の仕組み「P-FACTS」の普及を目指しています。
株式会社水口テクノスでは、地域の声を聞いて実現した資源ゴミの回収施設「ECOステーション」の運営を行っています。集めた廃食油はバイオディーゼル燃料に使用するなど、リサイクルを徹底しています。また、地域住民の家庭から出る生ごみを回収し、堆肥化を行っています。
山室木材工業株式会社では、「木とともにいらないをいかす」をスローガンに、廃棄木材から自家バイオマス発電を行い、地域に還元しています。
バイオマスボイラーからマンゴーやいちごなどの温室栽培を行い、できた果物は同グループのカフェで地産地消され、CO2排出量の削減に貢献しています。
ワボウ電子株式会社では、プリント基板製造等で培った技術力を生かし、近江海老を養殖しています。廃材でバイオマスボイラーを稼働して水槽の温度を維持し、また海ぶどうを同時に養殖することで、海老が出した窒素を海ぶどうが吸収、酸素へと変換しています。
○活動の感想
しがCO₂ネットゼロアンバサダーが、実際に活動してみてどうだったか感想を聞きました!
- 滋賀の企業が行っている環境に良い取り組みを知れてよかった。自分と同世代にその内容を伝えるのは想像以上に大変だった。
- 環境問題は堅苦しいものではなく、誰でも楽しみながら取り組めるものであると感じました!
- 環境問題を「自分ごと」として捉え、日常生活の中でできる小さな行動からCO₂削減に貢献していきたい。
わたしたちはこれからも、CO2ネットゼロの社会、環境により良い持続可能な社会に向けて努力していきたいと思います!