No.14 ワボウ電子①:Dチーム【しがCO₂ネットゼロアンバサダー】
しがCO₂ネットゼロアンバサダーのCO₂ネットゼロレポート
滋賀県内の大学生を中心に組織する「しがCO₂ネットゼロアンバサダー」がCO₂削減に貢献する取り組みを行う企業へ取材、記事を配信し、CO₂ネットゼロムーブメントを広げていきます。
No.14 ワボウ電子①:Dチーム【しがCO₂ネットゼロアンバサダー】

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【近江海老と海ぶどう】
海老の消費量が世界第二位の日本。
海老好きが多い日本人ですが、天然物の海老は非常に少なくなっていると言われています。
そんな中、滋賀県の長浜市にある「ワボウ電子株式会社」ではプリント基板事業、半導体事業で培った技術(品質・設備等)を活用してサステナブルな海老と海ぶどうを養殖することを目指しています!
ワボウ電子株式会社は繊維メーカーとして創業し、現在はプリント基板製造をはじめ、陸上養殖事業、太陽光電池やオール電化などのエコライフ推進、半導体製造設備組立など、多岐にわたる事業を展開しています。
ワボウ電子の近江海老へのこだわり
- 完全無投薬
- 国産のエサの使用
- 出荷前3日間の餌抜きで背腸をなくす
- 高い冷凍技術で臭みをなくす
- 滋賀県・伊吹山の伏流水
海老を養殖する際に出る窒素を吸収できる海ぶどうを同時に養殖することで、サステナブルな養殖を目指しています。
このようなこだわりによって、透明で茹でずに生で食べられる近江海老が生産されています!!
ワボウ電子の今後の目標は3つ!
- 現在の養殖で歩留(原材料数に対して実際に得られる生産量)アップ
- 自社での完全種苗による完全養殖
- 養殖をシステム化し、パッケージとして売ること
今後は、大学との連携でエビの脱皮ガラなどを利用したエサの開発も検討しているとのこと。植物性たんぱく質で育つエビの特性を生かし近隣の農家様などで規格外の芋などを頂き海老のエサにするといったコストを抑えたエサの研究も進めたいと考えているとのことです。
【取材先】
【取材したのは…Dチーム!】