No.6 ピエクレックス①:Aチーム【しがCO₂ネットゼロアンバサダー】

しがCO₂ネットゼロアンバサダーのCO₂ネットゼロレポート

滋賀県内の大学生を中心に組織する「しがCO₂ネットゼロアンバサダー」がCO₂削減に貢献する取り組みを行う企業へ取材、記事を配信し、CO₂ネットゼロムーブメントを広げていきます。

No.6 ピエクレックス①:Aチーム【しがCO₂ネットゼロアンバサダー】

\取材してきました!/

電気の繊維!?土に還る服って? ~電気編~

発電する服ピエクレックスの魅力に迫る!

村田製作所の電気の技術と、帝人フロンティアの繊維の技術が合わさって開発された新素材「ピエクレックス」。その魅力に迫ります!

ピエクレックスを知る上で欠かせないキーワード

  • 電気を発生させる繊維
  • 服を丸ごと堆肥化

の2つ。今回は電気を発生させる繊維に注目した”繊維が生み出す電気で抗菌”編をお届けします!

【服が発電するって本当??】

新素材「ピエクレックス」の最大の特徴は、“繊維が発電する”ということです。日常生活のちょっとした動きで繊維から微弱な電気が発生します。この電気が菌の増殖を抑える抗菌効果を発揮してくれるそうです!瞬発的に発生する静電気と違い、生地が帯電するため長い時間抗菌効果を実感できます。

さらに、静電気よりも微弱な電気のため、痛みを感じたり、音が出たりはしないそうです。その活用方法は多岐にわたります!

例えば…ハンカチにすると、使った際の手を拭く動作で発電。

濡れてしまっても嫌な匂いが出にくくなります。また、衣服にすると外を歩いたり、体を動かしたりといった日常生活の中で電気が発生します!抗菌剤の効果ではなく、繊維が生み出す電気で抗菌しているので、何回着ても抗菌効果が持続します。

【抗菌剤不使用は2つの意味で環境に優しい??】

新素材「ピエクレックス」は電気で抗菌するため、抗菌剤を使用する必要がありません。一般的な衣服では、臭いの発生を抑えるために、化学的な抗菌剤が使用されていることがありますが、これには多くの水が必要だそうです。また、化学的な抗菌剤は、繊維に染み込ませているため、洗濯を重ねるごとに効果が落ちていってしまいます。

一方、「ピエクレックス」の場合は繊維が発電しているため、洗濯を重ねても効果はずっと続きます!だから、一着の服を長く着続けることができるのです!

生産過程でも、長く着られるという点でも環境的な新素材にワクワクしました。

【取材先】

株式会社ピエクレックス

【取材したのは…Aチーム!】

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ピエクレックス②の記事はこちら